モルタル下地の外壁にひび割れが発生しました。

どのように補修をするか？

よくある補修方法は、ひび割れにコーキングを充填する方法です。

簡単にできる補修方法であり、補修後もそれなりに綺麗に仕上がります。

但し、年数が経つにつれ　ひび割れが再発する恐れがあります。

コーキングの使用量が少ない（薄い）ので、追随性が乏しいのが難点です。

ひび割れが再発すると、雨水などの浸入も懸念されます。

コーキングは幅１㎝奥行１㎝あると性能を発揮しますが、薄く使用すると性能は発揮されません。

出来る限り使用量を増やすためには、ダイヤモンドカッターでのUカットが必要です。

その後プライマー塗付

コーキングを充填

段差修正のためにセメント系下地調整材施工

パターン調整を行い下準備の完了

その後、ご契約内容の塗装工程に入っていきます。

このUカット工法は、ひび割れが再発しにくいメリットがあります。

 

但し、仕上がり後に補修箇所がやや目立つデメリットもあります。

補修箇所はオーナー様と相談しながら進めていくことが、工事後のトラブルを無くす方法です。

 

塗装工事は塗るだけではありません。

このような補修方法などを取り入れ、しっかりと下地をつくってから塗装することをおすすめいたします。

 

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