腐食したサイディングの補修
2022/02/12
お風呂場の窓下などのサイディングが腐食していませんか?
今回は、腐食している範囲が大きい場合のケースです。
現場調査時に、2カ所のサイディングボードが腐食していました。
お風呂の下は、ご主人が防水テープを貼っていましたが、隙間より水が浸入し腐食が広がっていました。
防水テープを取って見ると
北神地区では、冬場の気温が低いために凍害による劣化が起こります。
サイディングボードの横目地に水分が浸入し凍害により、ボードが欠ける。
その欠けた場所に 更に水が入り被害が拡大していきます。
窓下などに、このような症状が見られる場合は、すぐにご連絡ください。
ポリカ製アタッチメントの取付で、被害は拡大しません。
今回は、腐食範囲が大きかったためにカチオンフィラーで不陸調整を行いました。
不陸調整後、外壁と同じ塗装仕様で塗っていきます。
ここで終わってはいけません!
なぜならば、塗装後も結露などの水分により腐食の再発が懸念されます。
ここで登場するのは、ガルバニウム鋼板。
板金屋さんに、窓下のサイズにカットしてもらい貼り付けます。
貼りつけた板の3方をコーキングで止水処理をします。
その上から錆止塗装+上塗塗料を塗って完成です。
今後、経過を見守っていきたいです。
サイディングボードは、水分の影響を受けやすく、考え方は木部と似ています。
水分の影響を受けるとサイディングボードが延びたり縮んだり、又 反り返ったりします。
このような現象は悪い現象であり、長い間続くと大きなダメージとなります。
この腐食現象が1階ですと、足場もなく容易に補修できる場合がありますので、ぜひご相談ください。
建物の点検は重要です。一度ゆっくりと、ご自宅の周りを点検しながら歩いて見てください。
そして気になる点がありましたら、建物無料点検をご利用ください。
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株式会社広瀬塗装店
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