外壁に使用されるシーリングの役割と劣化症状についてご紹介!
2023/04/06
シーリングは、水や空気を通さないために物と物の隙間に注入するものです。
シーリングは、外壁と切っても切れない関係であり、重要な役割があります。
今回は、その役割についてご紹介します。
ぜひ最後までご覧下さい。
□外壁のシーリングの役割とは?
1つ目は、サイディングボードやALCパネル同士の隙間を埋める役割です。
サイディングボードやALCパネルを使用する際、どうしても建材同士の間に隙間や溝ができてしまいます。
そして、その隙間から雨水や汚れは入り込み、サイディングボードやALCパネルの寿命が短くなったり、家全体が傷み、大規模な工事が必要になったりすることがあります。
雨水や汚れなどの侵入を防ぐのは、家の寿命を延ばすことに繋がります。
そのため、シーリングで家を守るようにしましょう。
2つ目は、ひび割れ防止です。
シーリング材は、シリコンやポリエーテルなどの樹脂でできているためゴムのように弾力があります。
家の外壁は温度の変化や地震により、目に見えない規模で膨張と収縮を繰り返しています。
そのため、外壁材が押し合ったり引っ張ったりすることでひび割れが起こります。
しかし、シーリングを注入することでクッションとしての機能を持ち、衝撃を緩和してくれるためひび割れが起こりにくくなるのです。
□補修が必要かも!シーリングの劣化症状
施工したてのシーリングは指で押すと弾力がありますが、5年から10年経つと劣化が進み、劣化症状が現れます。
1つ目は、ひび割れ・破断です。
シーリング自体にひび割れが見られるようになったら、素材そのものの柔軟性が低下している証拠です。
ひび割れを放置すると、シーリングがさらに硬くなり、破断が起こります。
そのため、ひび割れを見つけたらすぐに補修するようにしましょう。
2つ目は、肉やせ・剥がれです。
シーリングの弾力が弱まると、施工した部分がやせて細くなる「肉やせ」という現象が起こり、外壁材との間に隙間が生まれます。
この状態を放置していると隙間から雨水や汚れが侵入し、建物の内部が腐食したり、シロアリが発生したりします。
このようなことが起きる前に、シーリングの補修を行いましょう。
□まとめ
シーリングは、雨水や汚れが家に侵入しないようにするためのものです。
シーリングが劣化しているのにもかかわらず、そのままにしていると家の寿命が縮まるだけでなく、大規模な工事が必要になることもあります。
そのため、劣化症状が現れている場合は、できるだけ早めに補修しましょう。
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