家の壁の色を決めるときはカラーシミュレーションを活用しよう！
2023/04/17
外壁塗装で最も悩むのが、「色選び」です。
色までは絞れても、似ている色味でどちらを選べばいいか分からないと頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は外壁の色を決める方法について紹介します。
□家の外壁の色を決める方法とは？
家の外壁の色を決める方法はさまざまですが、ここでは代表的な方法を紹介します。
＊色見本
色見本は、塗料メーカーが施工店に配布しているもので、標準色からマイナーな色まで様々な色のサンプルを確認できます。
塗料メーカーが実際に販売している色なので、完成に近い色味を選択できます。
＊塗り板
塗り板は、A4サイズ前後の板に塗料を塗ったものです。
こちらも塗料メーカーが施工店に配布しているものや、施工店が提案用に用意したものなどがあります。
色見本とは異なり、実際に塗装した色味を確認できます。
また、色味だけでなく塗膜の質感も確かめられるというメリットがあります。
＊カラーシミュレーション
カラーシミュレーションは、パソコンで実際の家に外壁の色を当てはめて確認できるものです。
仕上がりに近いイメージを確認するのに役立ちます。
次の章でカラーシミュレーションを使用する際の注意点を紹介します。
□カラーシミュレーションを使うときの注意点
カラーシミュレーションで注意するべきことは、イメージと100パーセント同じにはならないということです。
カラーシミュレーションを参考にして施工した際のよくある失敗例としては、「シミュレーションで見た色と異なる」ということです。
その理由は、2つあります。
1つ目は、パソコンの画面で見たとき、光の具合によって明暗が変わるからです。
モニター画面や太陽の光、部屋の電気の明かりによって色味が少し異なることを把握しておきましょう。
2つ目は、印刷したときにプリンターによって色味が変わるからです。
プリンターの機種や紙質などによって色味に差が生じます。
これらの理由から、カラーシミュレーションはあくまでも色の組み合わせのイメージを把握するためのものとして捉えておきましょう。
□まとめ
外壁の色決めは非常に悩みますが、色見本やカラーシミュレーションなどを上手く活用してご自身が納得できる色選びを行ってくださいね。
また、カラーシミュレーションは便利なものの、注意点もあります。
カラーシミュレーションは色を決めるための1つの手段ですが、カラーシミュレーションだけに頼りすぎると思わぬ後悔に繋がる可能性もあるので注意しましょう。
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