一級塗装技能士と県知事許可書

１級塗装技能士とは？

厚生労働大臣認定が認定する、年に一度行われる難易度の高い国家資格で、塗装業で７年の実務経験がある、もしくは二級塗装技能士になってから５年経つと、受講資格が与えられます。

試験の合格率は約５０％となり、塗装に関する知識や技術を証明する試験です。

私は、今から２６年前　塗料メーカー時代に上司のすすめもあって二級塗装技能士を受けました。

塗料メーカーの営業マンだったので、塗料知識や法令知識はありましたが、施工技術は全くありませんでした。

しかし小学校のころから体育と図画工作は得意だったので、塗る作業は楽しいものでした。

仕事が終わってからや休みの日に上司から塗る作業はもちろんのこと調色やパテ付けの技術を教わり２か月後に試験を受けました。

結果は、びっくりの首席合格!!

当時の東京都知事が青島幸男だったのも、良い思い出です。

その後、広瀬塗装店を開業し　ある日の事、子方の職人から『親方、僕１級塗装技能士の試験を受けたいんですけど』と相談があり、そのきっかけで子方と私と二人で試験を受けました。

４６歳で受ける試験は緊張感もありましたが、何より大変だったのが【老眼】で線がはっきり見えないことに苦労しました。

1級塗装技能士試験では、線を残して塗る　の作業が大苦戦でしたが、見事に合格‼

子方のおかげで、1級塗装技能士を取得することが出来ました。

では、1級塗装技能士の資格がない職人はダメなのか　は、ダメな職人ではありません。

施工する職人が、一級塗装技能士の資格を持っていることが理想です。しかし、試験を受けるには厳しい条件があり、さらに取得するにも受講生の半分が落ちる試験なので、全て職人が一級技能士の会社はほぼありません。

実は、資格を持ってない職人でも腕のいい職人はたくさんいます。その反対もたくさんいます。

1級塗装技能士は、素晴らしい資格なので、その資格に見合った職人にならなければなりません。

資格をもっていれば、えらいわけではありませんが、多く資格を持っていると信用は得られます。

私も色々な資格を持っていますが、やはり国家試験は難しいです。

又　受ければもらえる資格もあります。

塗装業にまつわる下記の資格を持っています。

・兵庫県知事許可（般-２）第１１８１８５号

「不正行為を行う恐れがなく、ある程度の経営を続けている会社」にのみ与えられる許可書。支店を出す際に、都道府県をまたいで事務所を登記する場合は、国土交通大臣の許可になり、審査もより厳しくなります。取得条件・10年以上の塗装業実績・5年ごとの更新をクリアしている

・一級塗装技能士

実務経験7年以上、または二級合格から2年以上の実務経験があることで、受講資格を取得できる資格です。実技と学科の試験をクリアする必要があります。(合格率は50％前後）

・二級塗装技能士

職業訓練校に通う、または塗装業で2年の実務経験があることで、受講資格を取得できる資格です。取得には、実技と学科の試験をクリアする必要があります。

・有機溶剤作業主任者

・特定化学物作業主任者

・危険物取扱者乙種４類

・毒劇物取扱者（特定品目）

・職長・安全衛生責任者教育

・ゴンドラ特別教育

・水谷ペイント認定技術者

・高圧ガス販売主任者

・酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者

・足場の組立等作業主任者

・ウォールバリア施工店認定

本年度、弊社職人１名が１級塗装技能士実技試験に合格しました。

来年度も新たなチャレンジが始まります。お客様のよろこぶ顔を見るために頑張っていきたいと思います。

三田市・神戸市北区の外壁塗装は広瀬塗装店へお任せください‼