屋根材の中に金属製のトタン板を使用したトタン屋根と呼ばれるものがあります。
今回はトタン屋根の特徴や耐用年数について紹介します。
屋根を長持ちさせるための屋根塗装の適切なタイミングについても取り上げるため、ぜひ最後までご覧ください。

□トタン屋根の特徴や耐用年数について

トタン屋根は、金属に焼き付け塗装することで腐食を防いでいます。
しかし、長期間使っている場合は塗膜が剥がれてしまったり穴が空いてしまったりするため、必要に応じてメンテナンスする必要があります。
耐用年数は約15年であることに加えて、施工価格が比較的抑えられるため、現在も使われている素材の1つです。
ただし、耐久性に関しては、日頃のメンテナンスによって変わってしまうため、定期的に確認するようにしましょう。

□屋根塗装のタイミングとは？

いつ、どのタイミングで屋根塗装すれば良いのかわからず、そのまま放置してしまう方は少なくありません。
屋根塗装を定期的に行わないと、家自体の耐久性に影響を及ぼすため、どのタイミングで屋根塗装するのかを知っておくべきです。
ここでは、屋根塗装のタイミングを知るサインを3つ紹介します。

1つ目は、雨漏りです。
金属の屋根が錆びてしまうと、そこから雨が浸入する可能性があります。
そして、屋根の下地材まで浸食すると、建物内部に雨が入ることもあります。
このような場合は、放置すると悪化する一方なので、一刻も早く対処する必要があります。

2つ目は、屋根のひび割れです。
屋根材は年月を経ることで劣化しやすくなり、衝撃によってひび割れが生じることがあります。
例えば、地震や台風などの自然災害による衝撃によって、ひび割れが生じてしまう可能性があります。
そのため、少しのひびや割れている部分がある場合は、早急に対処するようにしましょう。

3つ目は、コケやカビが目立っていることです。
外から屋根を確認した際に、緑色に変色している部分がある場合は、その部分にコケやカビが発生している可能性があるでしょう。
緊急性は高くありませんが、長期間放置していると屋根の劣化が早まってしまう恐れがあるため、コケやカビを発見した際は塗料の塗り直しを検討しましょう。

□まとめ

トタン屋根は焼き付け塗装によって腐食を防ぎますが、時間が経つにつれて劣化してしまいます。
劣化を防ぐためには、適切なタイミングで屋根塗装する必要があり、そのタイミングを本記事で紹介しました。
屋根を長持ちさせたい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。