ラジカル塗料ってなに？
ラジカルとは、塗料に使用されている樹脂や顔料の有機物を劣化させるエネルギーとある。
ラジカル塗料は、ラジカル制御型の酸化チタンと光安定剤を使用したものである。 ラジカル制御型の酸化チタンは白色顔料であり、濃色塗料には白色を使用しないので　そもそもラジカルが発生せず耐候性に影響をあたえることはありません。
各社の期待対応年数を見てみると、アクリルシリコン樹脂塗料よりも２～３年耐久性が良いとなっている。
その中でも、アスティックペイントジャパンの『超低汚染リファイン1000Si-IR』は、各社同様の耐候性・低汚染性のほかに遮熱性機能も付いており期待対応年数も１８年と一歩リードしています。
ただ、『超低汚染リファイン1000Si-IR』は２液タイプの塗料であり　秤で測定が慣れていない職人さんには敬遠される塗料である。又　荷姿が丸缶のため倉庫に置きにくいタイプである。
現在市場で多く使用されているアクリルシリコン塗料は発売から３０年を超える熟成しきった間違いない塗料である。このアクリルシリコン塗料から市場がラジカル塗料に変わるのか、それ以上のフッ素塗料になるのか楽しみです。

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