2023/05/12
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外壁のモルタルとサイディングは何が違う？それぞれの特徴を紹介します！
「モルタル」と「サイディング」は人気の外壁材ですが、この2つの外壁の特徴をご存じでしょうか。
どちらも優れた外壁材ですが、どのような違いがあるのか気になりますよね。
そこで、今回はモルタル・サイディングの特徴について見ていきましょう。
□モルタル・サイディングのそれぞれの特徴
＊モルタル
モルタルは、セメントと砂と水が材料です。
外壁に「ラス網」と呼ばれる網を張り、そこにモルタルを塗装することで仕上げます。
モルタル塗装は職人による手作業なので、時間はかかりますが、サイディングには表現できない独特の模様や風合いを演出できます。
新築で利用されることは少ないですが、意匠性が高いので家のデザインを大切にする方に人気があります。
＊サイディング
サイディングは、セメントと繊維質を混ぜてできた板状の外壁材です。
さまざまな色や柄が販売されており、工場で大量生産が可能なので、比較的安価です。
日本では、7割以上の住宅で使用されています。
工場でカットし、家を建てるときに組み立てるだけなので、工期を短くできるというメリットがあります。
□モルタル外壁とサイディング外壁の比較！
では、この2つの外壁にはどのような違いがあるのでしょうか。
1つ目は、耐用年数です。
モルタル外壁は腕がいい職人が施工すると30年以上は持ちます。
しかし、サイディングの耐用年数は20年から30年であることが一般的です。
2つ目は、メンテナンス費用です。
モルタルは70万円から100万円、サイディングは80万円から110万円かかるでしょう。
サイディングはシーリング補修が必要なので、モルタル外壁のメンテナンス費用よりも高くなる傾向にあります。
3つ目は、防音性です。
モルタルは壁に厚みが出るので、サイディングより防音性が高くなります。
しかし、サイディングであっても既存の壁に重ね葺きすることで防音性を高められます。
サイディングを選択される方は、防音対策することをおすすめします。
4つ目は、デザイン性です。
モルタルは完全に手作業なので、オリジナルのデザインをつくることができます。
一方、サイディングは板状のものを組み合わせながら外壁を作るので、オリジナルさはあまりありません。
しかし、デザインが豊富なのでお気に入りのデザインを見つけられるでしょう。
□まとめ
モルタル、サイディングどちらにもそれぞれの特徴があり、それぞれの良さがあります。
素材はもちろん、仕上がりも大きく異なります。
費用や耐用年数、デザインなど、優先順位を決めてどの外壁材が向いているのかを検討しましょう。
