シーリング材には大切な役割がある?劣化する原因をご紹介します!
2022/07/29
「家のシーリング材の状態がそろそろ悪くなってきたかもしれないけど、一旦そのままにしておこう」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
シーリング材の劣化を放置しておくと、安心して暮らせなくなります。
今回は、シーリング材の役割と劣化する原因についてご紹介します。
□シーリング材の役割とは?
1つ目は、クッションの役割です。
シーリングは、外壁や窓サッシ、壁などの建材同士がぶつかるのを防止するクッションの役割があります。
例えば、サイディングボードは堅くて薄いので、気温や湿度が変わると膨張したり伸縮したりします。
さらに地震の揺れで負担がかかると、ひび割れしたり歪んだりする可能性があります。
そのため、外壁材と外壁材の隙間やつなぎ目のところにシーリング材を使用することで、サイディングにかかる負担を減らします。
2つ目は、雨水は入るのを防ぐ役割です。
サイディングやALC外壁は、いくつかのボードやパネルを張り合わせるので、どうしても隙間ができます。
そのため、あえてその隙間をつくりシーリング材を詰めることで、水や汚れが侵入するのを防いでくれます。
□シーリング材が劣化する原因と流れをご紹介!
まず、日々の温度や湿度の変化によって、膨張と収縮を繰り返します。
その結果、シーリングがその影響を受けて切れたり剥がれたりします。
その次に起こるのが、可塑剤の流出です。
ゴム状のシーリング材に含まれている可塑剤は、紫外線や風雨の影響で可塑剤が溶けてしまいます。
可塑剤が溶けると、表面に出てきます。
可塑剤に着色剤が含まれていると表面がべたつき、汚れているように見えてしまいます。
そしてさらに紫外線を浴びたことが原因で異変が起こります。
紫外線や風雨などの外的要因により、亀裂が入ったりひび割れしたりしているシーリング材は、さらに紫外線を浴びることで樹脂が分解されます。
シーリング材の中にある成分が表面に出てきてしまい、パサパサになります。
そして、ついにシーリング材が損失してしまいます。
ひび割れが進行すると、さらに劣化し、シーリング材が損失します。
シーリング材が損失してしまうと、断熱材に雨水が侵入し、断熱材が水の量に耐え切れなくなると家の中に雨漏れします。
□まとめ
今回は、シーリング材の役割と劣化する原因についてご紹介しました。
家のシーリングの状態が良くない方は、できるだけ早く補修しましょう。
外壁や屋根、その他塗装に関してご相談がある方は、お気軽に当社までお問い合わせください。
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