塗るだけで断熱できる「ガイナ」とは?特徴を解説します!
2023/05/03
みなさんは、塗装するだけで断熱ができる「ガイナ」という塗料の名前を聞いたことがありますか。
「ガイナ」は非常に優れた塗料として有名ですが、どのような塗料なのでしょうか。
そこで、今回はガイナについて紹介していきたいと思います。
□塗るだけで断熱できる「ガイナ」とは?
「ガイナ」は元々宇宙ロケット外装用に開発された技術を応用して作られた断熱塗料です。
ガイナを塗装することで、夏は涼しく、冬は暖かい快適な住まいが実現します。
例えば、テラス屋根に塗装すると表面温度が16.4度低く、屋根直下の地面は6.8度低くなるという効果が実証されています。
環境や気象などの条件によって異なりますが、室内へ伝わる温度が変化することで、空調の消費電力は約20パーセント削減され、節電効果に期待できます。
また、ガイナを塗装した場所は熱移動が少なくなるため、結露の発生も抑えることができ、人と住まいに優しい環境を整えてくれます。
効果を感じやすいのは、屋上や西側の壁です。
52色もの基本色が用意されているので、お気に入りの色が見つかるでしょう。
□塗る断熱材ガイナの弱点は?
では、ガイナには弱点はないのでしょうか。
最も大きな弱点は、価格です。
一般的なアクリル塗料やウレタン塗料と比較すると2倍から3倍の価格になります。
あくまで塗料の価格が2倍から3倍であり、その他の工事費用も高くなるわけではありませんが、少し高くなるということを念頭に置いておきましょう。
しかし、耐用年数において、アクリル塗料は5年から6年、ウレタンは7年から10年ですが、ガイナは15年から20年となっています。
そのため、長い目でみるとコストパフォーマンスは良いと言えるでしょう。
価格以外の弱点は以下の通りです。
・ツヤ仕上げができない
ガイナでは、ツヤありの仕上がりにすることはできません。
落ち着いたマットな質感の仕上がりになります。
・塗れない素材がある
高密度ポリプロピレン、フッ素加工などがされたものや一般的なアクリル水性塗料を塗装できない素材には、ガイナも塗装できません。
・真っ赤、真っ青などの濃色がない
52色の基本色があり、調色もできますが、セラミックビーズの白色が混ざった色になります。
□まとめ
ガイナは少し費用はかかりますが、耐用年数が長く、断熱性能も高くなるので光熱費も削減できます。
アクリルやウレタンしか検討していなかったという方は、一度ガイナも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
また、屋根・外壁塗装をお考えの方は、無料で見積もりも承っていますのでぜひ一度お問い合わせください。
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