Vol.89 塗料の期待耐用年数について
塗料メーカーが出している【期待耐用年数】とは、塗料が劣化するまでの期間を示したものです。但し、実際には劣化するまでの期間は、使用環境や施工方法等によって異なる場合があります。そのため、期待耐用年数は、あくまでも目安として捉えることが必要です。
期待耐用年数を試算するための試料として、塗料業界で主に採用されているのが「キセノンランプ式試験」です。この試験を用いて5000時間照射し、光沢保持率が良い塗料の期待耐用年数は16?20年に相当します。前から気になっていた屋根塗料のA社は16?20年、B社は8~ 10年。試験結果は同じような数値なのに公表している数字は大幅に違います。試験結果通りの数値のA社に対して、B社は外壁ならば試験通りの数値でも、屋根はその半分。業者が提示する期待耐用年数だけを頼りに決めるのはなかなか難しいので、やはり見積は3社からとるのがベストでしょう。
各メーカーにより、期待耐用年数の出し方は様々です。数値だけを見て判断するのではなく、塗料に詳しい塗装業者にしっかりと話を聞きましょう!
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