リシン吹き付けは、モルタル外壁の塗装仕上げる方法の1つです。
手で触るとザラザラしていて、細かい凹凸ができるのが特徴です。
今回は、このリシン吹き付けのメリットとデメリットをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□リシン吹き付けのメリット

まずは、リシン吹き付けのメリットからご紹介します。
メリットは、「工事費用が安い」「通気性がある」「落ち着いたデザインで高級感がある」の3つです。
それぞれ詳しく解説します。

1つ目は、工事費用が安いことです。
リシン吹き付けは、一般的なローラーを使用して手作業で行う塗装方法とは異なり、塗料をスプレーガンで吹き付ける方法で行います。
そのため、作業時間が短いので工事費用も安くなるのです。
また、リシン材が安いという理由もあります。

2つ目は、通気性があることです。
リシン吹き付けは、通気性に優れています。
湿気を放出してくれるので、湿気の多い日本の気候にピッタリです。

3つ目は、落ち着いたデザインで高級感があることです。
リシン吹き付けは、艶が抑えられた高級感のある外壁に仕上がるので、落ち着いた外壁にしたいという方に向いています。

□リシン吹き付けのデメリット

さまざまなメリットをご紹介しましたが、デメリットもあります。
デメリットは、「ひび割れを起こしやすい」「外壁に付した汚れが取れにくい」の2つです。
こちらも、それぞれ解説します。

1つ目は、ひび割れを起こしやすいことです。
ひび割れしてしまうと、そのひびから雨水が侵入します。
そうすると、雨漏りや住宅内部の劣化の原因になります。
リシン吹き付けのひび割れは、弾力性のあるリシン材を使用することで予防できます。

2つ目は、外壁に付着した汚れを取りにくいことです。
リシン吹き付けは、吹き付けるリシン材の間に汚れが入り込み、その汚れが落ちにくくなるという特徴があります。
放置するとカビやコケが発生してしまい、繁殖してしまいます。
カビやコケは住宅の見た目を悪くするだけでなく、住宅を傷めてしまうことにも繋がるので、定期的なメンテナンスをするようにしましょう。

□まとめ

今回は、リシン吹き付けのメリット・デメリットをご紹介しました。
メリットだけでなく、デメリットもあるのでどちらも参考にしながら、リシン吹き付けにするかどうかを検討してみましょう。
当社では、外壁や屋根塗装を承っております。
外壁や屋根塗装でお悩みのことがあればお気軽に当社までお問い合わせください。