【外壁・屋根塗装】元のサイディングボードのデザインを生かすクリアー塗装（三田市）

築１２年、初めての塗り替えとなるT様邸。元のサイディングボードのデザインを生かすように、今回は多彩色サイディングボードの部分はクリヤー塗装を行いました。その他の部分は、特に藻やコケなどの緑色の汚れ、黒いカビ汚れに優れた防汚性のある水谷ペイントのナノコンポジットWで塗装を行いました。屋根は、SK化研のエスケープレミアム無機で仕上げました。

BEFORE

AFTER

◆工事詳細◆

高圧洗浄機を使って、外壁・屋根のほこりや汚れ、脆弱した古い塗膜をしっかりと洗い流しました。

弊社では、塗装をする箇所はもちろん、玄関アプローチや駐車場の床面も高圧洗浄機で水洗いを行っております。

コーキング作業を行いました。窓など開口部の周りは古いコーキングを無理に取り除くとサッシなどを傷つける恐れもあるため、上から増し打ちをします。

窓や玄関土間などは、塗料がついては困る場所をビニールシートで丁寧に養生をします。

サイディングボードの横目地の隙間もコーキングで埋めました。
冬の寒さが厳しいこの地域では、横目地の隙間についた水分が凍り膨張することで、サイディングボードの端が欠けることがあります。放っておくと、ひび割れなどの劣化につながります。それを防ぐために、横目地の隙間を埋めることをおすすめしています。

高圧洗浄の後、２液マイルドUシーラーでで下塗りを２回行いました。その後、エスケー化研のエスケープレミアム無機ルーフで中塗り・上塗りを行いました。

下塗りを２回行うことで、上塗り塗料の吸い込みを少なくし、塗料のつきも良くなります。また、塗料のツヤも出て、仕上がりに差が出ます。

板金部分のコーキング、ひび割れ部分の補修も一緒に行いました。

今回は、コケや藻、カビ汚れに特に防汚性の高い水谷ペイントのナノコンポジットWで塗装をしました。

ナノコンポジットWは、経済産業省からフッ素並みの耐久性があると証明されており、耐候性にもすぐれている塗料です。

元々多彩色のサイディング部分は、クリヤー塗装を行いました。サイディングボードの劣化が少なく、元のサイディングボードの色やデザインを生かしたい方は、クリヤー塗装がお勧めです。

軒裏、雨樋、破風板、シャッター、換気口などの付帯部の塗装を行いました。

鉄部はケレンを行ってから錆止めを塗付して塗装を行いました。エアコンの配管カバーは、一度取り外してから塗装を行ってから再度取付を行いました。

ベランダはFRP防水が施されていましたので、表面の保護塗装を行いました。

最後は完了検査です。塗り残しはないか不具合はないかをチェックします。完了検査を行いながら窓ふきをして完成です！