予算を抑えつつ長持ち!築33年モルタル外壁と屋根の塗り替え
2026/07/29
目次
施主様のご紹介とお悩み
今回は、兵庫県神戸市北区西山にお住まいのE様邸(築33年・戸建て)の施工事例をご紹介します。
E様は、5年ほど前にこちらのお住まいをご購入され、今回が初めてのメンテナンスでした。お問い合わせのきっかけは、「近くの家が塗装工事を始めたこと」と「リビングの染みが気になってきたこと」。ご自身でインターネット検索をされ、弊社にご相談いただきました。
「とにかく価格は安く抑えたいけれど、10〜15年以上は長持ちする塗料を選びたい」という、初めての塗装工事ならではの切実なご要望をいただきました。また、雨漏りの不安も抱えていらっしゃったため、見えない部分の傷みもしっかりと診断し、ご家族が安心して長く暮らせるお住まいへと蘇らせるお手伝いをさせていただきました。
【施工概要一覧】
項目 | 内容 |
|---|---|
塗装部位 | 外壁・屋根・付帯部・外塀・ベランダ床
|
外壁塗料 | ナノコンポジットW(水谷ペイント)/ 下塗り:水性ソフトサーフSG |
外壁色 | NC-10
|
屋根塗料 | ナノルーフ15(水谷ペイント)/ 下塗り:エポックマイルドシーラー(2回塗り) |
屋根色
| ダンケルブラウン |
付帯部塗装
| 軒裏、雨樋、破風板、シャッターボックス、雨戸、庇、水切り等
|
補修工事
| ベランダ床面保護塗装、外塀塗装、タスペーサー挿入(東・北面のみ)
|
工事期間
| 15日間 |
工事金額
| -(※ご予算に応じて最適プランをご提案) |
プロの目:診断士が見たお住まいのサイン
まずは、お家全体をしっかりと診断させていただきました。
広瀬塗装店からの提案
診断の結果、屋根塗装を行う場合は、雨漏りを防ぐための「縁切り」という作業が必須であることがわかりました。 また、お客様の限られたご予算の中で最大限の耐久性を発揮できるよう、外壁には汚れに強い「ナノコンポジットW」、屋根には「ナノルーフ15」を選定。一方で、アルミ建具やエアコン室外機、基礎巾木などは、塗装してもすぐに剥がれてしまうため「塗装しない」というメリハリのあるプランを作成しました。
- モルタル外壁のチョーキング(粉吹き)は、防水切れの危険なサイン!
- ご予算とお住まいの状態を見極め、「必要な工事」と「不要な工事」を分けるのがプロの診断です!!
【こだわり工程:耐久性を生み出す徹底的な補修と塗装】
ここからは、お家を長持ちさせるためのこだわりの施工ステップをご紹介します。
外壁塗装の前の高圧洗浄はなぜ必要?
まずは高圧洗浄機を使い、長年蓄積した汚れやコケ、古い塗膜を徹底的に洗い流します。これはただ綺麗にするだけでなく、新しい塗料が外壁や屋根にしっかりと密着するための「下地づくり」として非常に重要な工程です。
モルタル外壁の下地処理とひび割れ補修とは?
モルタル外壁のひび割れ部分には、専用の補修材をすり込んで隙間を埋めていきます。上から塗料を塗ってしまえば見えなくなる部分ですが、この下地処理を怠ると数年で再びひび割れが起きてしまいます。建物の寿命を左右する、妥協できない工程です。
外壁塗装の下塗りの役割とは?
ひび割れ補修後、「水性ソフトサーフSG」という下塗り材を塗布します。これは、傷んだモルタル外壁の表面を滑らかに整え、中塗り・上塗り塗料をしっかりと定着させる「接着剤」のような役割を果たします。今回はエアコン配管カバーも一度取り外し、見えない裏側までしっかりと外壁塗装を行いました。
汚れにくい外壁塗料の選び方とは?
中塗りと上塗りには、超低汚染性の「ナノコンポジットW(色:NC-10)」を使用し、2回に分けてしっかりと厚みを持たせて塗り重ねます。この塗料は、無機成分と有機成分をナノレベルで複合したハイブリッド塗料で、汚れが付きにくく、長期間にわたって美しさを保ちます。メーカーの実験でもフッ素塗料並みの耐久性が証明されているため、10〜15年以上持たせたいというご要望にぴったりです。
スレート屋根塗装の縁切り(タスペーサー)はなぜ必要?
スレート瓦の塗装において最も重要なのが「縁切り」です。屋根を下塗り(エポックマイルドシーラーを計2回)したあと、屋根材の重なり部分に塗料が詰まらないよう「タスペーサー」という小さな器具を挿入します。塗料で隙間が埋まると、逃げ場を失った雨水が毛細管現象で逆流し、雨漏りを引き起こしてしまうからです。 今回は事前の現地調査で屋根材の隙間を綿密に確認し、さらに足場組立後に職人が自分たちの目で再度チェックを行いました。その結果、条件が異なるため「東面と北面のみ」にタスペーサーの挿入が必要であると判断し、施工いたしました。
※縁切りの重要性については、ぜひこちらの弊社ブログもご覧ください!
その後、「ナノルーフ15(色:ダンケルブラウン)」で中塗り・上塗りを行い、紫外線に強い強靭な屋根に仕上げました。
付帯部塗装や外塀塗装を一緒に行うメリットは?
外壁や屋根だけでなく、軒裏、雨樋、破風板、シャッターボックス(錆止め+上塗り)、雨戸などの付帯部も、それぞれに適した塗料で塗装しました。さらに、ベランダの床面保護塗装や、お家の顔となる外塀の塗装も一緒に行うことで、建物全体の美観が統一され、まるで新築時のような輝きを取り戻しました。
- 屋根の「タスペーサー(縁切り)」は雨漏りを防ぐ命綱!職人の目で見極めて挿入します
- 外壁の見えない裏側やひび割れ補修など、下地へのこだわりが10年後の耐久性を決めます
【完成(After)とお客様の声】
15日間の工事を経て、E様邸の塗装工事が無事に完了いたしました! モルタルの落ち着いた風合いを生かしたNC-10の温かみのある外壁に、ダンケルブラウンの屋根が綺麗に調和しています。外塀や付帯部もピカピカになり、お家全体が明るい印象に生まれ変わりました。
一番気にされていた「リビングの染み=雨漏りの不安」についても、屋根の適切な処置(タスペーサーの挿入)と外壁のひび割れ補修を行ったことで、安心していただけました。価格を抑えながらも、「ナノコンポジットW」や「ナノルーフ15」といった高耐久塗料を使用したことで、「これで10年、15年先も安心して暮らせます」と喜んでいただけたことが、職人一同何よりのやりがいです。
初めての方も安心!外壁塗装のよくある質問(FAQ)
Q1. リビングの天井や壁に染みがあります。雨漏りでしょうか?
A. 雨漏りの可能性が高いです。特に築年数が経過したモルタル外壁のひび割れや、スレート瓦の劣化、またはコーキングの切れ目などから雨水が侵入しているケースが多く見られます。放置すると建物の柱を腐らせてしまうため、早めの専門家による診断をおすすめします。
Q2. 予算をできるだけ抑えたいのですが、長持ちさせることは可能ですか?
A. 可能です。今回のように、屋根はカバー工法ではなく「下地を強化してからの塗装」を選択したり、アルミサッシなど塗装不要な部分は省いたりと、お家の状態に合わせて「やるべき事」と「省ける事」をプロの目で見極めることで、予算を抑えつつ長持ちするプランをご提案できます。
Q3. 屋根塗装の「縁切り(タスペーサー)」は絶対に必要ですか?
A. スレート瓦の塗装においては、原則として必要です。これを怠ると、逆に雨漏りを引き起こす原因になってしまいます。ただし、今回のように屋根の面(方角)や日当たり、反り具合によっては、もともと隙間が十分に空いていてタスペーサーが不要な箇所もあります。弊社では、足場を組んだあとに職人が直接目で見て、本当に必要な箇所にだけ確実に施工するよう心がけています。
あなたの家も診断してみませんか?
外壁の粉吹き(チョーキング)や小さなひび割れ、室内の気になる染み……。これらはすべて、お家からの「SOSのサイン」です。「まだ大丈夫かな?」と放置してしまうと、目に見えないところで雨水が侵入し、結果的に大がかりな修繕費用がかかってしまうことも少なくありません。
外壁塗装・屋根塗装は、ただお家を綺麗にするためのものではありません。雨風や紫外線から建物を守り、これからのご家族の安心と未来を守るための「大切なメンテナンス」です。
神戸市北区という特有の気候の中でお家を守り抜くためには、地元の環境を知り尽くした地域密着の職人の知識と技術が必要です。
「うちの壁のひび割れ、大丈夫かな?」 「初めての塗装で、何から始めればいいかわからない」 「予算内でどこまで長持ちさせられるか相談したい」
そんな不安やお悩みがありましたら、どうぞお気軽に広瀬塗装店までご相談ください。職人の厳しい目と温かい心で、あなたの大切なお住まいを無料で徹底診断いたします!ご相談や調査の依頼は、いつでもお待ちしております。

